大島北東部の泉津の山中にあり、樹齢は推定800年と言われています。1935年に国天然記念物指定、1952年に国特別天然記念物に指定されました。国指定の特別天然記念物は、植物では全国に30ケ所あり、東京都には1ヶ所しかありません。それがこのオオシマザクラの桜株(サクラッ株)です。

大島のサクラッ株の樹齢を正確に記したものはなく、地質図上は1552年(天文21年)大噴火の溶岩流の上にあることから460年以上ということは考えにくいのですが、サクラッ株周辺の地形・地質の検証の結果、桜株の生えている場所は溶岩流が枝分かれし、その間隙の溶岩流に覆われない場所に残ったのが桜株であることが判明しました。そのような場所を「キプカ」と言い、ハワイの言葉で「新しく流れた溶岩に囲まれた、古来から生長した森」という意味があるそうです。1986年三原内輪山山腹に流れ出したA火口溶岩流の黒い筋、その筋と筋との間隙に植生がみられます、これが「キプカ」です。                                

毎年3月下旬~4月初旬が開花の最盛期です。この時期に合わせて「桜っ株まつり」が行われ賑わいを見せております。

 

サクラッ株

 

関連情報


  • 「サクラ株」(伊豆大島ジオパーク公式サイト/伊豆大島ジオパーク推進委員会)

  • 「サクラは残った(桜株)」(伊豆大島ジオパーク(外周編)パンフレット/伊豆大島ジオパーク推進委員会)

溶岩は時々“中州”のように、植物たちを残して流れていきます。約600年前、溶岩流の中に残った桜は、800歳を超えた今も森の中にたたずみ、春には毎年みごとな花を咲かせています。

  • 「桜株(大島桜)」(iアプリ「伊豆大島ジオパークガイド」/大島観光協会)

倒れても何度でも蘇る、大島桜の生命力。

繰り返された噴火の中を生き残った、樹齢800年以上と推定されるオオシマザクラの巨木です。

もとは一本の大木でしたが、高さ2mから上が枯れてしまいました。しかし、倒れた太枝は生き延び、地面に根を伸ばし、地上にはヒコバエを出して新しい幹として蘇りました。

毎年春には満開の花を咲かせ、倒れてもまた立ち上がるその姿には、老いと若さが同居する不思議な生命力を感じます。オオシマザクラはヤマザクラの原生種で、エドヒガンとの交雑主がソメイヨシノであると言われています。 国の特別天然記念物に指定されています。

 

交通


元町港より、三原山登山道路~あじさいレインボーラインを経由、車で35分。
岡田港より、都立大島公園動物園を経由、車で30分、駐車場・トイレ有。

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