裏砂漠を実感するには、櫛形山(標高670m)展望台から見渡すのが最適です。櫛形山は西暦1388年頃?誕生した側火山(噴石丘)で、三原山外輪山として位置づけられています。月と砂漠ライン駐車場から徒歩20分程で櫛形山よりカルデラ越しに、三原新山(758m)、剣ガ峰(749m)、白石山(736m)、富士山、房総半島と眺めることが出来ます。「裏砂漠」は国土地理院作成の地図において国内唯一「砂漠」と表記されている場所です。一面火山噴出物のスコリアで覆われた黒い大地で、ここが地球?と感じてしまうところです。また、映画・ドラマ・CM等で数多くのロケが行われている場所でもあります。外輪山を形成している山の一つが白石山で、カルデラ形成前の火砕丘です。カルデラ壁の南にありカルデラ壁の下部には転石が多く見られます。近くには昭和27年(1952年)に墜落した「もく星号」の慰霊碑があり、松本清張の『風の息』(朝日新聞社)や『一九五二年日航機「撃墜」事件』(角川書店)に詳しく紹介されています。「裏砂漠」は火山灰やスコリアで覆われ、植生が少ない砂質地帯で三原山の東側地区や卓越風の風下に当たる三原山の南西方向にも広がっています。「裏砂漠」に対し、御神火茶屋からの眺めが「表砂漠」です。1986年の噴火以降、ガスの噴出が無く、ここ20数年で急激に緑化が進み、砂漠の面影は無くなりつつあります。

 

櫛形山から三原山を望む

櫛形山から白石山を望む

櫛形山から白石山を望む

櫛形山の山頂部

櫛形山の勇姿

裏砂漠から櫛形山を望む

櫛形山から裏砂漠を展望する

裏砂漠のハチジョウイタドリ

 

関連情報


  • 「櫛形山からの展望-裏砂漠」(伊豆大島ジオパーク公式サイト/伊豆大島ジオパーク推進委員会)

櫛形山展望台(標高670メートル)からは、三原山・カルデラ・裏砂漠を見渡すことができます。

裏砂漠は、火山灰やスコリアで覆われた植生が少ない地帯です。砂漠のような景観が生じた理由は、伊豆大島の卓越風向(南西~西)の風下にあたるため、強風の影響を受け、スコリアや火山灰が堆積しやすく保水性が小さいこと、火山ガスの影響を受けやすいことなどにより、植物の定着が阻害されているためです。

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