噴火でマグマが溶岩として流れる際に、外側表面が空気でいち早く冷やされ固まり、その内側をマグマが通り抜けトンネルの形で残った空洞が溶岩トンネルです。溶岩洞窟とも呼び、1951 年の噴火で出来たものです。出入り口はホルニトの狭い穴からで、梯子で4mほど降りたところに幅約10m、奥行約20mの楕円形の広がりがりのある空間です。四方黒い溶岩の固まりで、天井から水滴を帯びたハチジョウイタドリの根が2~3m垂れ下がりライトに映し出された光景は実に神秘的で異様なムードを漂わせています。残念ですが、天井崩落の危険性があるので一般開放はしていません。

 

右のホルニトの地下に溶岩トンネルがある

ホルニトとパホイホイ溶岩

ホルニト


 

関連情報


  • 「ホルニト」(伊豆大島ジオパーク公式サイト/伊豆大島ジオパーク推進委員会)

1950~1951年噴火では、三原山誕生以降初めて溶岩が火口外のカルデラ床へ溢流(いつりゅう)しました。

1951年溶岩はパホイホイ溶岩が多く、西火口縁(にしかこうえん)から斜面にかけては一部溶岩トンネルを作って流下しました。

トンネルの天井が破れ、溶岩を二次流出させて生じた塚がホルニトです。内部には長さ42メートルのトンネルや幅10メートルの空洞があります。

周辺のパホイホイ溶岩は、一部で薄い表面が割れ、内部構造がみられます。

  • 「溶岩トンネル」(iアプリ「伊豆大島ジオパークガイド」/大島観光協会)

パイプの中はずっと熱く流れていた。

熱い溶岩の周りは、表面は冷やされて固まっていきますが、内部は高温でとろとろな状態です。その結果、固まった表面はパイプのような形状となり、中を熱いままの溶岩流が流れていきます。

中の溶岩が流れ出してしまい、パイプ状に残ったのが溶岩トンネルです。流れ出してしまった溶岩が外に湧きだして固まったものをホルニトと呼び、綺麗な円錐形になっています。

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