ここが三原山ジオサイト最大の見せ場です。まさに地球の神秘そのもの、醍醐味を体感できるところです。そこは三原新山(758m)の右裾を回り切ったところで突如と出現します。直径は300~350m、火口原からの深さは約190mの火孔(マグマの飛び出す穴)です。 火孔壁では噴火の記録を見ることができます。火孔壁の一番上の部分が1986年噴火の溶岩で、沢山の縦の亀裂がみられます。これは溶岩が冷えて縮むときにできるもので、竪状柱状節理と呼びます。火孔底では、1年を通じて概ね40℃前後の噴気(水蒸気)が噴出しています。火孔壁の崩落が進んでいて、年々、火孔底の深さが浅くなって来ています。じっくりと鑑賞・観察して下さい。

 

火口南展望所

火孔内

三原山A火口の空撮

三原新山より白石山を望む

 

関連情報


  • 「火口南展望所-火孔内」(伊豆大島ジオパーク公式サイト/伊豆大島ジオパーク推進委員会)

火孔底を間近に見ることができる絶好のサイトです。火孔壁には、過去の噴火活動時の溶岩や噴出物が層を成しています。三原山山頂中央火孔は、直径300~350メートル、深さ200メ-トルの竪穴状をしています。

1986年噴火時には溶岩で満たされましたが、1年後の噴火によって陥没し、再び火孔となりました。現在は、火孔壁の崩落が進み、火孔底には土砂が堆積しています。火孔底と火孔壁との境界からは、噴気が噴出しています。

地表面温度は、1993年までは150℃を超えていましたが、その後は低下し、2000年以降は30℃~60℃の範囲内で変化しています。火孔壁上部には、1986年溶岩の柱状節理がみられます。

上の写真の火孔中央部を赤外熱映像装置で撮影した写真です。赤い色の部分が温度の高いところで、地表面温度の最高は約60℃です。噴気の出ている火孔底と火孔壁との境界部分が温度の高いところです。(気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所、2010年7月23日撮影)

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